2022/04/21 18:18
いつもご愛顧いただきましてありがとうございます。
FILOU MARCHEのこんぱなです。
人だけでなく、犬や猫においても、健康を維持するためには【水分補給】が非常に重要になります。
特に犬や猫はドライフードを食べている事が多く、通常の食事から摂取できる水分が極端に少ないため、飼主側が意識して水分補給を行う必要があります。
実際に水分摂取量が足りていないとどういう事が起こるのか?
ということをちょっとお話ししてみたいと思います。
【犬猫で起こる水分不足のサイン(隠れ脱水症状)】
その1)涙やけ、顔の毛やけ、足先の毛やけ、陰部周りの毛やけ
体の水分量が不足し、老廃物の排泄が滞ると、体のあちこちから老廃物を排泄しようと体が頑張ります。
その際に老廃物の排泄ルートとして使用されるのが、体液が分泌される部分。
涙や鼻水、唾液や汗、尿やおりものなどの分泌ルートから排泄物を排泄しようとするため、毛が染色されてしまいます。
その2)体のかゆみ
体の水分量が不足し、老廃物の排泄が滞ると、体のあちこちから老廃物を排泄しようと体が頑張ります。
体のかゆみやベタつきは、老廃物を”毛穴”から排泄しようとする場合に生じてくることがあります。
皮膚のベタつきがある場合や皮膚に炎症がある場合は、定期的なシャンプーで洗浄することも大切ですが、そもそも体の中の水分量が足りていない可能性を考える必要があります。
その3)口臭、体臭、便臭、尿臭
体臭の強さ、口臭、便臭、尿臭なども老廃物の排泄量に比例して強くなります。
体臭・便臭・尿臭は老廃物の濃縮により生じるため、水分を増やすことで薄まり改善します。
その4)口内炎
口内炎の原因そのものというよりも、水分不足が口内炎を悪化させる素因となることがあります。
その5)膀胱炎や結石症などの泌尿器トラブル
尿の中には体にとって不要となった様々な老廃物、刺激物が含まれます。
尿が濃く少なくなると、膀胱の中に尿を貯留する時間が長くなるため、膀胱粘膜が老廃物や刺激物に接する時間が長くなり膀胱炎を発症しやすくなります。膀胱炎を発症すると、尿結石症に結びつきやすくなります。
ですので、上記症状にお心当たりがある場合は、まずは水分補給から初めてみてはいかがでしょうか?
水分補給量の目安はおしっこの色が薄いレモン色になる程度です。
***FILOU MARCHE こんぱな***
犬と猫のしあわせごはん