2022/08/30 13:43

いつもご愛顧いただきましてありがとうございます。
FILOU MARCHEのこんぱなです。

本日は、ブルーベリーという植物の魅力について語ってみようと思います。

ブルーベリーはぶどうの親戚と思われている方も多いかもしれませんが、
◼️ブルーベリーはツツジ科スノキ属に分類される、低木性果樹。
◼️ぶどうは
ブドウ科ブドウ属に分類される、つる性落葉低木。
見た目は似ているかもしれませんが、全然別の種類の植物に分類されます。

ブルーベリーに含まれる栄養素としては
・βカロテン
・ビタミンC、E
・アントシアニン
・亜鉛
・水溶性、不溶性食物繊維
などがあります。


一般的に”ブルーベリーは目に良い”と言われますが、その理由はアントシアニンと呼ばれる成分を含んでいるためです。

アントシアニンとは、青紫色の天然色素で、ポリフェノールの一種です。
アントシアニンには強い抗酸化力があり、紫外線から生じる活性酸素の影響を受け続けている目にとって有効だと考えられています
※加齢性の白内障も、活性酸素が影響していることがわかっています。

また、アントシアニンには網膜内の【ロドプシン】という成分の再合成を助け、眼精疲労や視力改善に効果を出すことも知られています。
※人でいう、しょぼ目、カスミ目に効果があるようです。

犬猫は、人ほど目に頼った生活はしていませんが、それでも目が見にくくなることで
・見えないことで怖くなり、お散歩に行きたがらなくなる、歩かなくなる。
・家の中で物にぶつかることが増える
などの生活の質が落ちる場合がでてきます。

特に犬の場合、お散歩で太陽の紫外線を多く浴びるため、加齢性の白内障が生じることが多いことが知られています。白内障を治すことは難しいですが、酸化を予防することで白内障の進行を予防し、少しでも見えにくさを生じさせないようにすることはとても意味があることだと思います。

そのためには、犬猫も紫外線対策、抗酸化対策はとても重要です。
【アントシアニン】や、【ビタミンA(βカロテン)】などを意識的に摂取して、サポートしましょう!


***FILOU MARCHE こんぱな***


犬と猫のしあわせごはん
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こんぱな@手作りごはんの獣医師 
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